ユーザーが「iPhone」や「iPad」のアプリをApp Storeからダウンロードする際のAppleのビジネス方法が少し変わることになりそうだ。The Vergeが米国時間6月8日に報じた。
まず、アプリ開発者らには、サブスクリプションでさらに収益を上げる機会が与えられるようだ。Appleは現在、アプリサブスクリプションの売上高の30%を手数料として得ている。しかし、The Vergeが報じたところによると、ユーザーがサブスクリプションを1年以上継続した場合は手数料が15%に引き下げられるという。変更は6月13日に導入されると報じられている。
またAppleは、すべてのアプリのサブスクリプション販売を許可する予定だとThe Vergeは述べた。これまでは、ニュースサービス、出会い系アプリ、ストリーミングサービスなど、一部のアプリでしかこれができなかった。
さらに同社はThe Vergeに対し、App Storeにおいて広告の表示を始めることと、アプリの審査期間がかなり短縮されることも明かした。90%のアプリが48時間以内に審査されると、Appleのワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデントを務めるPhil Schiller氏が述べたと報じられている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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