「WWDC 2016」で注目される基調講演、次期iPhoneのうわさ--Appleニュース一気読み

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 5月31日~6月6日のAppleに関連するCNET Japanのニュースをまとめた「今週のAppleニュース一気読み」。

アップル「WWDC 2016」、基調講演は米国時間6月13日午前10時から-報道各社に招待状
アップル「WWDC 2016」、基調講演は米国時間6月13日午前10時から-報道各社に招待状

 Appleは、年次開発者会議「WWDC 2016」を米国時間6月13日から開催する。初日の午前10時から、ビル・グラハム・シビック・オーディトリウムで基調講演を行い、WWDCの幕開けとなる予定だ。

 今回は開発者向けのイベントということで、基本的には、iOS、OS X、tvOS、watchOSといったソフトウェアに関する最新版の披露と、新たな開発者向けキットの公開が中心的な内容となる。

 ハードウェアの発表は9月以降に行われるとみられているが、Macに関しては何らかの発表がある可能性もある。

 さて、今回のWWDC 2016でまことしやかにささやかれているのが、「Siri SDK」の披露だ。Siriはこれまで、Appleが用意する情報の検索やアプリの機能しか利用できなかった。しかし2016年、音声アシスタントの世界は思いのほか進歩した。

 Amazon Echoが利用するAlexaは、すでに多くのサードパーティから「利用しやすい」と評価を受ける音声アシスタントのプラットホームを作り上げており、Googleも、「Googleアシスタント」と、据え置き型音声デバイスGoogle Homeを用意し、Google自身が持っているユーザーのデータと、サードパーティーのサービスを音声で利用できる仕組みを用意した。

 個人的には、Amazon EchoやGoogle Homeのような、家に置くタイプの音声アシスタントデバイスは面白いと感じている一方で、本格的に音声アシスタントサービスが普及するなら、スマートフォン、さらにいえばスマートウォッチからの利用が最も便利で身近になると考えている。

 そのいずれも強固なプラットホームを持っている企業こそがAppleであり、Appleが音声アシスタントをサードパーティに解放することは、非常にインパクトがあるはずだ。

 もちろん、Appleが音声アシスタントデバイスを出しても良いが、いかに使いやすい音声プラットホームを用意するかの方が重要事項だ。

アップル「WWDC 2016」、基調講演は米国時間6月13日午前10時から--報道各社に招待状 (6/2)
アップルの「Siri」SDK--「Google Home」「Echo」阻止で期待される一手(6/2)

次期iPhoneには256Gバイトモデルも登場?

 9月に発売されるとみられている次期iPhone 7について、市場調査会社TrendForceは、256Gバイトモデルが登場するだろうとの予測を出している。現在のiPhone 6sの最大容量は128Gバイトにとどまっており、それ以前のモデルでは64Gバイト止まりだった。

 現在の256Gバイトのオプションを用意しているのは、iPad Pro 12.9、9.7インチ両モデルだ。前者は発売当初の2015年には128Gバイト止まりだったが、3月のiPad Pro 9.7インチモデルの登場時に、256Gバイトモデルが追加されている。同調査会社は、パーツコストの低下によって、搭載可能になるとの見方をしている。

 また、次期iPhoneでは、5.5インチモデルでメモリが3Gバイトに拡大するとも予測している。メモリの増加は、より大容量の複数のアプリを同時に動作でき、大きなデータを処理する際に有利となる。

次期「iPhone」、256Gバイトモデルが登場か--調査会社が予測 (6/2)

インドでの販売戦略に暗雲

 AppleのTim Cook CEOは中国に続いてインドを訪問した。インドでのiPhone販売拡大に向けて、インドに対する投資を発表したばかりだが、その思惑は一筋縄ではいかないようだ。

 インドにおいて、Appleのシェアは数%程度にとどまっており、その原因は端末価格が競合に比べて非常に高い点が挙げられる。新品のiPhoneが700ドルであるのに対し、Androidスマートフォンの大多数は150ドル程度であり、iPhoneの価格競争力はない。

 一方で、世界中で価格の均衡を取っているAppleとしては、インドに対してのみ廉価版の製品を提供するわけにもいかない。そこで、AppleはインドにおけるiPhone普及の切り札として、リファブリッシュ品、すなわち中古のiPhoneの販売により、高級感と手ごろ感を両立させようと考えた。

 しかし、このアイディアはインド政府によって却下された。インドのNirmala Sitharaman商工業大臣は、中古スマホの販売を支持しないとしており、中古販売は難しくなってしまった。

 Appleは、世界第2の人口を抱えるインドに対して、異なる戦略をとっていく必要に迫られている。

アップルの中古「iPhone」販売、インド政府が却下(5/31)

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