コア数が多いだけではないことを示すためにIntelは、実際に最速のコアを特定するために個々のチップをテストする「Turbo Boost Max」技術も搭載している。これは、製造のわずかなばらつきによってコアの性能に違いが生じる可能性があるためだ。この技術により、できるだけ高速なシングルコア動作を必要とするタスクを、チップ上の最良のコアに割り当てることができる。
IntelのExtreme Edition最上位チップである「i7-6950X」の特長は以下のとおり。
上記の機能が基本的に連携して動作することで、4KゲームやVRコンテンツ制作などのアプリケーションによって求められるより高い負荷に対応するチップとなっている。
Intelは例として(同社独自のベンチマークテストに基づく)、4K動画編集や360度動画制作が前世代のチップよりも25%高速になると述べている。PCゲーマーは、4Kでプレイし、「Twitch」において1080pでライブストリーミングし、ゲームプレイ動画をキャプチャして、それをトランスコードして「YouTube」にアップロードする作業を、Broadwell-Eでは約25%高速(前世代の「Haswell-E」と比較)に実行できるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」