インテル、「Broadwell-E」を発表--最大10コアのデスクトッププロセッサ

Claire Reilly (CNET News) 翻訳校正: 編集部2016年06月01日 07時44分
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UPDATE 近年、チップセットメーカーは処理性能を飛躍的に向上させている。Intelは今回、同社初の10コアデスクトッププロセッサである次世代チップファミリ「Broadwell-E」によって、さらにその一歩上を行こうとしている。

 同社によると、「Core i7」チップの次期「Extreme Edition」はパワーユーザーをターゲットとしており、ゲーム、VR、コンテンツ制作、そしてオーバークロックを行うユーザーを念頭に設計されているという。Intelはこのようなユーザーを、「メガタスカー」(Mega-tasker)と呼んでいる。どうやらまだマルチタスキングだけをやっているようでは、だめらしい。

 Extreme Editionの卓越した性能について語るIntelだが、2015年に「Tick-Tock」(チックタック)製品サイクルを廃止して「Process, Architecture, Optimization」(プロセス、アーキテクチャ、最適化)モデルを採用すると発表した後は、刷新よりも繰り返しに力を入れる戦略をとっている。

Intelの「Tick-Tock」手法では、新しいチップ製造技術には2年ごとに移行する。その間においては、チップアーキテクチャを更新するが、製造プロセスは変更しない。
Intelの「Tick-Tock」手法では、新しいチップ製造技術には2年ごとに移行する。その間においては、チップアーキテクチャを更新するが、製造プロセスは変更しない。
提供:Intel

 Intelはこれまで、ある年に同社チップの微細化を発表し(Tick)、翌年には同じフットプリントの新しいマイクロアーキテクチャを採用する更新されたチップをリリースする(Tock)ということを交互に繰り返してきた。

 IntelはTick-Tock戦略において、ムーアの法則が述べる周期に従って2年ごとに新しいチップ製造技術へと移行していた。移行の合間にあたる年には、製造プロセスは変えずにチップアーキテクチャを更新するということを実施してきた。

 Intelは2016年、前世代と同じ14nmのダイを使用しつつ、速度と性能を高めるための改良を加えた。

 台北で開かれているComputexで今週発表されたBroadwell-Eでは、最上位チップにおいて1コアあたり2スレッドの10コアが登場した。これによってさらに高速になり、IntelのEnthusiast Desktop Group担当ゼネラルマネージャーを務めるFrank Soqui氏によると、「最高に素晴らしい」性能が得られるという。

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