投資家Warren Buffett氏が率いる投資会社Berkshire Hathawayが、2016年第1四半期末時点でAppleの株式981万株を保有していたことが、米国時間5月16日に規制当局に提出された文書で明らかになった。3月31日時点での評価額は約10億7000万ドルに相当する。
「iPhone」販売数が初めて減少に転じたことをAppleが報告してから1カ月経っておらず、株価が大幅に下落する中でこの件が明らかにされた。一方、物言う投資家として知られるCarl Icahn氏は、中国市場に関する懸念を理由に自身が保有していたApple株を売却している。
Buffett氏はこれまで、概してテクノロジ系企業株を避けてきたが、米Yahooの事業買収を目指すグループへの参加を検討しているとも報じられている。
編集部注:本稿のタイトルを公開当初は「投資家W・バフェット氏、アップル株取得が明らかに--10億ドル超相当」としておりましたが、その後「投資家W・バフェット氏率いるBerkshire Hathaway、アップル株取得が明らかに--10億ドル超相当」に変更しました。
Buffett氏が16日にThe Wall Street Journal(WSJ)への電子メールで認めたように、Apple株を取得したのは自身ではなく、投資会社Berkshire Hathawayの投資マネージャーの1人であることを明らかにしているためです。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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