アプリの市場データと分析ツールを提供しているAppAnnieは、2016年第1四半期(1~3月)のアプリ市場動向レポートを公開。そのなかで、iOSアプリの収益額において中国が日本を抜き、米国に次ぐ世界2位になったとまとめている。
同レポートによれば、中国におけるApp Store(iOS)の収益額は、前年の同時期から2.2倍に成長し、この大半はゲームによってもたらされたとのこと。中国のiOSゲームの収益が現在のペースで伸び続けると、今後数四半期で米国のiOSゲーム収益を抜くことになると予測している。もっとも米国では非ゲーム系アプリの収益が増加しており、iOS収益全体ではまだ30%のリードを維持しているという。
このほか、音楽ストリーミングアプリの収益の増加により、iOSで大きな伸びを見せたという。その要因として、このカテゴリにおけるサブスクリプション収益モデルの成功があるとしている。iOS音楽カテゴリの収益の首位は「Spotify」となっているが、「TIDAL」や「QQ Music」の収益も大きく増加したとしている。
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