「iPhone」や「iPad」で「iOS 9.3」にアップグレードしてからアクティベーションの問題が発生しているユーザーに向け、Appleがパッチを公開した。
Appleは、問題が存在することを認め、同問題が「iPhone 5s」以前のiPhoneと「iPad Air」以前のiPadに影響があると述べるとともに、この問題が発生する状況を明確にした。
「一部iOSデバイス(iPhone 5s以前とiPad Air以前)のiOS 9.3へのアップデートは、ソフトウェアアップデートを完了させるために、デバイスのセットアップに使われるApple IDとパスワードを必要とする。パスワードを思い出せない、または、サインインできない場合は、次の手順を試してもらいたい」
続けてAppleは、問題の修正手順を大まかに説明している。
パッチを当てられたiOS 9.3は現在、公開されてダウンロード可能となっている。このバグの影響を受けたユーザーは、iPadやiPhoneをコンピュータに接続して「iTunes」経由でアップデートする、または、アップデートされたバージョンのiOS 9.3を無線経由でダウンロードすることが可能だ。iPad 2用の新しいビルドは13E236となっている。最初のビルドは、iPhone用で13E234、iPad用で13E233だった。
本稿執筆時点において、新しいビルドが影響を受けた全デバイスに向けられたものなのか、iPad 2だけに向けられたものなのかは不明だ。
パッチが当てられたバージョンのiOSは、「iOS 9.3.1」ではなく依然としてiOS 9.3と呼ばれている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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