Appleは米国時間3月15日、ニュースアプリ「Apple News」向けの新ツール群をあらゆる規模のパブリッシャーに公開し、ユーザーが「iPhone」で閲覧できるコンテンツの量を拡大すると発表した。地方紙や独立系パブリッシャー、さらにはブロガーまでもが、いわゆる「Apple News Format」でコンテンツを提供できるようになる。
「iOS」ソフトウェアに組み込まれたNewsアプリは、さまざまなニュースソースをアグリゲートして1つのフィードに集約し、ユーザーの閲覧したコンテンツに基づいて、パーソナライズされたおすすめを作成する。Appleは2015年9月に同アプリを公開して以来、The New York TimesやConde Nast、米CNETを含む100以上のメディア企業と提携している。
今回のコンテンツ拡大は、Appleのライバル対策の一環である。Facebookは2016年4月、同ソーシャルネットワークに投稿されるニュース記事の読み込み速度を高速化する「Instant Articles」をすべてのパブリッシャーに開放する予定だ。
Googleも「Accelerated Mobile Pages」(AMP)という同様のプロジェクトに取り組んでいる。
またAppleは、パブリッシャーがNewsアプリでのコンテンツ閲覧状況をより簡単に確認できるようにするとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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