Androidの次期バージョンである「Android N」のプレビュー版がリリースされた。
「Android N Developer Preview」は、「Nexus 6P」「Nexus 5X」「Nexus 6」「Pixel C」「Nexus Player」などを対象に提供されている。
Android Nは、サイドバイサイドのマルチウインドウに対応する。同機能は、Android搭載のスマートフォンとタブレットの両方に対応する。これを使用するには、開発者がアプリに分割画面モードを追加する必要がある。
通知パネルの外観もかなり変わった。Androidの将来のインターフェースであると見られていたカード形式の表示は、強調されなくなったようだ。
よりシンプルになった新しいインターフェースには、パネル最上部に電源コントロールがある。携帯端末においてバッテリ持続時間がどれだけ重要であるかを考えれば、ありがたい変更である。
もう1つ、うれしい変更点として、アプリを開くことなく通知を直接操作できるようになっている。
「Marshmallow」で導入された、こちらもバッテリ節約機能である「Dozeモード」も改良されている。Android端末は、画面がオフになると省電力モードに入るようになっている。
今回のバージョンは、「Apache Harmony」の代わりにOracleの「OpenJDK」を採用する初のバージョンでもある。
Googleは新たにAndroidをリリースする際、お菓子にちなんだ名前をアルファベット順に付けてきた。このバージョンの正式名称が「N」で始まる何になるかはまだ分からない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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