Googleの仮想現実(VR)ビューア「Cardboard」が同社のオンラインストアで発売された。これで、特別プロモーションの機会をこれまで逃していた人たちも、同VRデバイスを入手できるようになった。
Cardboard対応のVRビューアである「View-Master」や「C1-Glass」も、Googleのオンラインストア「Google Store」でひっそりと新しく開設された仮想現実専用セクションにおいて、一般向けに提供されている。同セクションでは、「スマートフォンでバーチャルリアリティの魔法を体験」という文句でユーザーを誘っている。
Google Cardboardは、「世界中を旅したり、大好きなアーティストと同じステージに立ったり、スリリングなシミュレーションを体験したり」できる「没入型体験」を提供すると記されている。価格は、1個15ドル、または2個セットで25ドルだ。「どこでもバーチャルリアリティの冒険を可能にする」と記されたVRビューア「Google Tech C1-Glass」は15ドルで提供されており、「軽くて持ち運びしやすいデザイン」と記されている。
また、子供が使いやすいMattelの「View-Master VR Starter Pack」も提供されている。Googleいわく「学びと遊びを融合」する同製品は、子供が仮想現実の世界を探検できるようになっている。GoogleのVR機器の子供用バージョンである同製品は30ドルで、子供向けの特別コンテンツのプレビュー動画が付属している。
Google Cardboardは、「ほとんど」の「Android」スマートフォンと、Appleの「iPhone」に対応する。Googleは、最高のVR体験が可能として、「Google Nexus 6P」や「Google Nexus 5X」などの特定のスマートフォンを特に推奨しており、これらのスマートフォンは同社ストアのVR専用セクションで販売されている。
Googleは2016年1月、500万個を超えるCardboard VRビューアがわずか1年7カ月の間に出荷され、Google Playストアを介して2500万件を超えるVRアプリがインストールされたと述べていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス