ネットラジオサービス「Pandora」、売却に向け事前交渉を開始か

Jake Smith (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 矢倉美登里 吉武稔夫 (ガリレオ)2016年02月12日 10時04分

 The New York Times(NYT)によると、世界最大手のネットラジオサービスPandoraは、Spotifyなどのライバルとの競争激化による成長鈍化を受け、売却に向けて初期段階の交渉を行っているという。

 Pandoraは、買い手との関係を築くためにMorgan Stanleyと協力しているとされる。事前交渉なので、実際の契約につながるかどうかは不明だ。

 Twitterと同様に、Pandoraの最大の問題は成長だ。世界全体で見ると、音楽ストリーミングサービスの利用者をまだ最も多く抱えているが、ユーザー数は、2014年の8150万人をピークに2015年第3四半期の7810万人へと減少している。同社によると、第4四半期にはユーザー数が8110万人に増加したという。

 一方、ライバルのSpotifyとAppleは、急速なペースで成長してきた。

 同社株は2015年10月以降、価値が60%減少している。同社の時価総額は、2年前の70億ドルから現在は18億ドルまで減少した。

 同社の広報担当者はZDNetに対し、噂や憶測に関してはコメントを控えると述べた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]