英紙The Guardianの記者Samuel Gibbs氏は現地時間2月8日、「iPhone 6s Plus」から「Facebook」アプリを削除するとバッテリ持続時間が最大15%長持ちすることを発見した。
Gibbs氏はFacebookアプリを1週間利用し、2週目に同アプリなしで過ごして、次の結論に達した。
「平均すると、毎日午後10時30分の時点でバッテリ残量は15%多かった。容量も節約できた。Facebookアプリを削除した時点で、アプリ本体の111MバイトとiPhone上のキャッシュを合わせて合計約500Mバイトを消費していたからだ」
もちろん、これはほんの一例にすぎない。他のFacebookアプリユーザーでも同じ結果になるかどうか、Gibbs氏は検証範囲を広げてみた。
「これが特殊な現象でないことを確認するため、私はFacebookを使っている他のiPhone所有者を何人か集めて同じテストを実施した。すると全員が同じ結果になり、メインの「iOS」向けFacebookアプリをアンインストールした状態で、「Safari」でFacebookを利用すると、バッテリ持続時間が延びた」
最後の文章で指摘されているように、Facebookアプリを削除するからといってFacebookの利用を諦める必要はない。モバイルブラウザを使って同サービスにサインインできるので、そうすればバッテリとストレージへの影響はほぼゼロになるはずだ。ただ確かに、いくつかあるアプリ固有の便利な機能は使えなくなってしまう。こうした便利な機能には、常時表示されているツールバー(ブラウザではスクロールすると見えなくなる)や自動再生される埋め込み動画などがある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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