皆さんにお知らせがある。サムスンの次期主力スマートフォン「Galaxy S7」のイベントへの正式な招待状が届き、発表日が明らかになった。バルセロナ現地時間の2月21日だ。
厳密に言えば、サムスンはこの「Unpacked」イベントでGalaxy S7を発表するとは明言していないので、正式にはまだうわさの域を出ない話だが、現実的に考えてみよう。Unpackedの開催日は毎年の製品発表の時期と一致するうえ、この発表イベントは、スマートフォンを頂点とするモバイルテクノロジのための展示会である「Mobile World Congress」(MWC)で開催される。
発表日が近づく中、Galaxy S7関連のうわさが増え続けているが、本記事では、それらのうわさを以下にまとめた。要点をかいつまんで言うと、2015年に大規模な刷新が行われたため、Galaxy S7(と「Galaxy S7 edge」)でデザインが大幅に変更されることはないと思われるが、microSDカードスロットが復活する可能性はある(これは大歓迎)。
カメラの暗所での撮影性能もさらに向上するはずだ。また、サムスンはQualcommのプロセッサの採用を再開しそうである。
時刻と日付が明らかになり、それを証明する、意図的に謎めかせた正式な招待状も届いた。バルセロナで現地時間午後7時から開催するという情報以外に、サムスンの公式声明から得られるヒントはあまり多くない。
実際のところ、このうわさについて、これ以上の情報はない。情報源は、テクノロジ製品に関するリーク情報の提供で知られるEvan Blass氏だ。Blass氏は自身のTwitterハンドル「@evleaks」を通して、信頼性の高い最新情報を提供することで、名声を築いてきた。Galaxy S7の米国以外の市場での発売時期を示す情報は全くない。とはいえ、これが本当なら、米国ではGalaxy S7が発表から約2週間半後に店頭に並ぶことになる。これはかなり早いターンアラウンドであり、先行予約を促すだろう。
サムスンは「Galaxy S6」でプラスチック製筐体から金属製筐体に移行した際に、人気の高いmicroSDストレージスロット(と着脱可能なバッテリ)を廃止したことで、激しい非難を浴びた。このmicroSDトレイが復活するとのうわさは、筆者が心から実現を願っているうわさだ。
サムスンのマーケティング資料とおぼしき画像に、未発表のスマートフォン3機種の名称が1行に記載されており、これら3機種(側面がまっすぐのGalaxy S7、側面が湾曲したGalaxy S7 edge、大型で側面が湾曲したGalaxy S7 edge+)が同時に発表される可能性を(注釈は全くないものの)示唆している。この画像自体は何の根拠もないものだが、サムスンが複数のGalaxy S7バージョンを発表するという、ほかのうわさを裏付けている。
この画像を公開したのも、テクノロジ製品関連のリーク情報提供で知られるEvan Blass氏(Twitterのハンドルは@evleaks)だ。
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