投資家がFacebookの決算に好感を持ったことは明らかである。同社の株価は一時、時間外取引で12%以上上昇した。
Facebookが機能を拡充し続けていることも同社の成功に寄与している。現在、約4億人が同社のInstagram写真共有サービスを利用し、9億人が「Messenger」を使ってほかのユーザーと直接コミュニケーションを取っている。
FacebookはFacebook Messengerで共有できるデータの種類も拡大してきた。例えば、動画や写真、同社のいわば絵文字であるステッカーなどだ。Zuckerberg氏によると、それを通して、同社はMessengerを単なるFacebookの1機能ではなく、ビジネスに変える方法を学んだという。
さらに、1日の動画の合計視聴時間も1億時間に達した。同社は2015年11月、1日の動画視聴回数が80億回に達したことを明かした。これは、その6カ月強前の2倍の数字である。
同社によると、広告主がFacebookとInstagramに押し寄せたことで、Facebookの2015年第4四半期の利益は15億ドルを突破したという。InstagramはFacebookが4年前に10億ドルで買収した写真共有サービスだ。
第4四半期(12月31日締め)、株式報酬費の調整などを除いたFacebookの1株あたり利益は79セントだった。売上高は52%近く増加して、58億ドルに達した。アナリストらの予測は、1株あたり利益が68セント、売上高が54億ドル弱だった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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