Microsoftは米国時間1月14日、「Skype」を「Slack」と連携させる機能をプレビュー版としてリリースした。
このプレビュー版では、Slackを利用しているチームがSlack内からSkypeで音声通話やビデオ通話を実行できる。
Slackは、チーム用のインスタントメッセージング/コラボレーションプラットフォームだ。
連携について発表したMicrosoftのブログ投稿によると、Slackのチームに属するメンバーがPCからSlackのチャット欄に「/skype」と入力すると、他のメンバーがウェブ、「Windows」「OS X」「iOS」「Android」のどれでSlackを利用していても、Skype通話を開始できるようになるという。
Skype通話に参加するには、PCやウェブブラウザにSkypeをインストールするか、あるいは各種モバイルアプリの形でSkypeをインストールしておく必要がある。Skypeのアカウントは不要で、ユーザーはゲストとして参加できる。
SkypeとSlackの連携機能を紹介するページに詳しい情報が掲載されている。
広報担当者によると、今回リリースされたSkypeとSlackの連携機能は世界中で利用できるという。Microsoftは、連携機能がいつ「最終版」と呼ばれるのかについてはコメントしていない。MicrosoftがSkypeと法人向けSlackの連携機能をリリースするのかどうか、リリースするとしたらいつになるのかも明らかになっていないが、今後もユーザーのニーズをチェックしていくと広報担当者は述べている。
紹介ページに小さな文字で書かれている次の但し書きについて注意しておいたほうがいいだろう。
「グループ通話には通常のSkypeと同じ利用制限が適用される。グループビデオ通話の参加者は10人まで、グループ音声通話の参加者は25人までとなる。制限人数に達した場合、新しい参加者は追加できない。ゲスト参加は現在、ウェブのみに対応している。モバイルでのゲスト参加についても間もなく対応を開始する予定だ」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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