Googleは、同社製品「Chromecast Audio」に2つの大きな更新を加えるという数カ月前の約束を果たした。35ドルのこのオーディオストリーム製品は今回、複数の部屋での音楽再生と、Wi-Fiを介した高解像度の音楽再生をサポートするようになった。
どちらの機能も、この小さなデジタル音楽ドングルが9月に発売された際に強調されていたものである。
ユーザーは「Chromecast」アプリを使用することで、家中の装置を1つの名前でグループ化し、それをあたかも1つのChromecastのように扱って、そのすべてにストリーミングできるようになった。
またChromecast Audioは、Wi-Fiを介して最大24bit/96kHzという品質の音楽ファイルに対応するようになった。ただしGoogleはまだ、そのビットレートで何台同時に使用できるかについては明らかにしていない。高品質ストリームは大量の帯域幅を消費する傾向が高く、無線ネットワーク上の問題を引き起こす恐れがあり、SonosやHEOSなどのシステムでは避けられる傾向にある。
Chromecast Audioは、USB電源に接続するドングルで、3.5mmのアナログ接続またはmini-Toslink光接続を介してスピーカーに出力を送信する。「Chrome」ブラウザに加えて、「Pandora」「Spotify」「iHeartRadio」「Soundcloud」などのアプリがサポートされている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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