UPDATE 新しい「Apple TV」が米国時間10月26日、Appleのオンラインストアで発売された。価格は、32Gバイト版が149ドル、64Gバイト版が199ドル(日本ではそれぞれ18400円、24800円)。前世代モデルも69ドル(8200円)で販売されている。
Apple Storeによると、米国内では早ければ30日にも配送が開始するはずだという。(日本でも出荷予定日は3〜5営業日となっている)。
Apple TVは、2012年以降初めて大幅に刷新されているが、かつてないほど多数の選択肢が消費者に与えられている市場に投入される。主に「iTunes」のメディアコンテンツを配信していたかつての製品から、「Netflix」や「Hulu Plus」「HBO GO」といったサービスを提供するものへと進化を遂げてきたが、現在ではAmazonやGoogle、Rokuが提供する製品との競争にも直面している。Appleは、大規模な開発者ベースから、Appleのプラットフォームに対応するアプリが多数生まれ、競争で優位に立てるようになることを期待している。
新しいApple TVは、前世代のモデルと比べて処理性能が向上しているほか、アプリ開発者向けに初めてデバイスが公開されている。新しいコンテンツサービスと多数の「iOS」ゲームが「iPhone」や「iPad」からリビングルームに取り込まれ、一部のアプリやゲームは「ユニバーサル」になって、iPhone、iPad、Apple TVでシームレスに利用できるようになる見込みだ。
Appleは、新しいApple TVとその「tvOS」プラットフォームを「テレビの未来」と表現している。Apple TVは、インストールされているすべてのアプリでコンテンツの検索が可能なユニバーサル音声検索や、タッチインターフェースを備える新しいリモコンを特長としている。前世代のモデルよりも高さがあり、「A8」プロセッサ(「iPhone 6」や「iPad mini 4」にも搭載されている)を搭載する。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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