「Siri」搭載の新型「Apple TV」が発表--競合3製品と比較

Justin Yu (CNET News) 翻訳校正: 佐藤卓 長谷睦 (ガリレオ)2015年09月10日 10時51分

 Appleの最高経営責任者(CEO)を務めるTim Cook氏は、新しい「Apple TV」の発表を力強いメッセージで始めた。それは、「テレビの未来はアプリにあると、われわれは確信している」というものだ。

 ストリーミングビデオボックスであるApple TVの最新バージョンには、一から再設計されたリモコンが付属する。また、「Siri」を使って複数のコンテンツやアプリを横断した絞り込み検索ができるようになり、ユーザーは試聴可能なコンテンツの選択肢を1つの画面でまとめて見ることができる。

 Siriの導入で、音声でさまざまな指示を出し、Apple TVに特定のタスクを担わせることが可能になった。たとえば、基調講演のデモンストレーションのように、「Jason Batemanが出ている映画をすべて見せて」とか、「『モダン・ファミリー』にEdward Nortonが出演した回を出して」といった指示を出せる。

 Appleはまた、Apple TVでのゲーム提供にも積極的で、「Guitar Hero」「Galaxy on Fire」「Disney Infinity」といったオンデマンドゲームのタイトルをリリースする。だが、その他の機能について、Apple TVは他社の製品とどこが違うのだろうか。

以下の表でチェックしてみよう。

ストリーミングビデオボックスの比較

Apple TV(2015年版)Roku 3Amazon Fire TVNexus Player
価格149ドル(32Gバイト)、199ドル(64Gバイト)89.99ドル99ドル99ドル
スマートフォン/タブレット向けリモコンアプリなし。単体のリモコンとSiriのみiOSおよびAndroidiOS、Android、Amazon Fire PhoneおよびタブレットAndroid
ゲームのサポートありあり(限定的)あり(40ドルのコントローラが別途必要)あり
音声検索可能(Siri経由)可能(リモコンとアプリで)可能可能
画面のミラーリング可能(「AirPlay」経由)可能可能可能
Wi-Fiアンテナ未定デュアルバンド/デュアルアンテナ(MIMO)デュアルバンド/デュアルアンテナ(MIMO)デュアルバンド/デュアルアンテナ(MIMO)


提供:James Martin/CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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