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アップル「iPhone 6s Plus」レビュー--「iPhone 6s」にない機能と「大きい」ことの長短所

Scott Stein (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2015年10月16日 07時30分
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 筆者は超大型スマートフォンというのがあまり好きではない。欲しいのは片手にぴったり収まるスマートフォンだ。しかし、2014年に「iPhone 6」から「iPhone 6 Plus」に乗り換えて、自分の生活がどう変わるのかを確かめてみた。その結果わかったのは、大容量のバッテリや高解像度の大型スクリーンといったiPhone 6 Plusの長所が非常に有用であるということだ。また、もう一度iPhone 6を使い始めたとき、光学手ぶれ補正の有無で違いが生まれることにも気づいた。時と場合によるが。

 明かりが少ない場所で撮影する写真は、iPhone 6 Plusの方が確実で鮮明だ。ライブイベント中に暗いプレスルームでの撮影が必要になったときに、iPhone 6 Plusが恋しくなった(良くも悪くも、筆者がスマートフォンで高画質な写真の撮影を迫られるのはこういう場所だ)。

 そう、筆者はiPhone 6 Plusを大いに気に入った。プロ向けの機能はもちろん、タブレットに近い使用感も良い。動画やゲームにも適している。だが、普段使うスマートフォンとして見た場合、そのサイズを本当に快適だと感じたことは一度もない。

 2014年モデルと同様、新型の「iPhone 6s Plus」と「iPhone 6s」もほとんど同じだが、大型のiPhone 6s Plusには重要な強みがいくつかある。ディスプレイサイズはiPhone 6sの4.7インチに対し、5.5インチだ。カメラセンサと解像度は変わらないが、iPhone 6s Plusには光学手ぶれ補正が搭載されており、一定の光の条件でぶれの少ない写真を撮影することができる(ズーム撮影時に特に効果的だ)。2014年のiPhone 6 Plusと異なり、iPhone 6s Plusの光学手ぶれ補正は動画撮影でも使える。また、iPhone 6s PlusはiPhone 6sよりもバッテリが大きく、持続時間は少しだけ長い。価格は高いが、スマートフォンカメラを重視するユーザーにとって、iPhone 6s Plus限定の機能はそれだけの価値がある。

 しかし、このサイズはやはり問題だ。

 筆者ならiPhone 6sではなくiPhone 6s Plusを選ぶだろう。とはいえ、ほとんどの人には比較的小型のiPhone 6sの方が合っていると思う。

iPhone
iPhone 6sの隣に置いたiPhone 6s Plus。大きい。
提供:Sarah Tew/CNET

「大きすぎる」とはどういうことか

 iPhone 6s Plusは少しも大きくないという人も、一部にはいるかもしれない。だが、筆者が話を聞いたその他大勢の人にとっては、大きすぎるという。5.5インチスクリーン自体には何も問題はないが、iPhone 6s Plus(と前機種のiPhone 6 Plus)のスクリーンを収める筐体は、上下のベゼルが多くの大型スクリーン搭載「Android」スマートフォンより広い。そのため、同じような5.5インチの競合機種より薄型ではあっても、幅と高さは大きくなっている。下の写真は、サムスンの「Galaxy Note 5」と、2014年の「Nexus 6」と並べて比較したものだ。Galaxy Note 5は幅と高さがわずかながら小さいものの、iPhone 6s Plusより大型の5.7インチスクリーンを搭載する。より分厚く、少しだけ幅が広いNexus 6のスクリーンは5.9インチだ。

左から右に、サムスンGalaxy Note 5、iPhone 6s Plus、Google Nexus 6。
左から右に、サムスンGalaxy Note 5、iPhone 6s Plus、Google Nexus 6。
提供:Sarah Tew/CNET

 多くの場合、幅と長さが筆者にとって重要な違いになる。筆者のズボンにとってもだ。かなり大きめのジーンズを履いているので、ポケットにiPhone 6s Plusが十分に収まる。筆者の知人たちは、そのような幸運に恵まれていない。

 とはいえ、iPhone 6s Plusは片手に楽々と収まるサイズではない。筆者は小指で本体下部を支えるようにしている。

 iPhone 6sが持つ4.7インチの1334×750解像度スクリーンに対し、iPhone 6s Plusは5.5インチの1920×1080解像度ディスプレイを搭載しており、これは主に写真、動画、ウェブ閲覧に効果を発揮する。一度にスクリーンに表示できる情報量は若干多いが、それはアプリが大画面を活用している場合だ(多くのアプリは対応済みだが、まだアップグレードしていないものもある)。

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