iPhone 6sとiPhone 6s Plusの機能について詳しくは、筆者が執筆したiPhone 6sのレビュー記事を読んでほしい。新しい「A9」プロセッサが採用され、2014年モデルからRAM容量が2倍(2Gバイト)になったことで、システムの体感速度が向上し、アプリをさらにスムーズに切り替えられるようになった。また、「Siri」を常時音声で起動できるという機能が追加され、電源に接続していないときでもハンズフリーで操作することができる。自動車を運転する人には特に便利な機能だろう。
3D Touchによって、タッチスクリーンの操作方法が大きく様変わりする可能性がある。iPhone 6sとiPhone 6s Plusには感圧ディスプレイが搭載されており、指で画面を押すとさまざまなアクションを実行できる。ポップアウトメニューの表示や、ウェブリンクを開く前のプレビューなど、多数の機能があり、この技術を活用するアプリやゲームも増えてきている。幅広い強さの圧力を感知することができるため、特にスケッチアプリやアートアプリに活用できる可能性もある。タブレットに近い大型スクリーンのスマートフォンでは、非常に興味深い機能になるかもしれない。しかし、現時点での3D Touchは、驚異的な新機能や世界を変えるような技術というよりも、可能性を秘めた不思議な追加機能だ。ただし、これからも注視すべき機能であることは間違いない。3D Touchを有効活用すべく、今後「iOS」が変更されていくはずだからだ。
光学手ぶれ補正の重要性を示す極端な例を紹介しよう。
暗闇に近い米CNETのPCラボで、iPhone 6sとiPhone 6s Plusを使って写真を撮影した。
iPhone 6sで撮影:
iPhone 6s Plusで撮影:
ご覧のように、ほとんど同じような写真だ。一見したところでは、あまり違いはない。しかし、筆者はその後、デジタルズームを最大にして、手垢のついたテスト用キーボードを撮影した。
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