ICT総研は9月15日、iPhone利用者を対象に、携帯電話キャリアのブランドイメージに関する調査を実施した。調査期間は、9月5~7日。調査対象は、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクのiPhone利用者それぞれ1000人の合計3000人。
まず、「総合的にブランドイメージが良いか?」という設問では、KDDIが61.1ポイントでトップになり、次いでドコモが58.3ポイント、ソフトバンクが54.9ポイントと続いた。
KDDIについては、「親しみを持てる」(59.3ポイント)、「今、勢いがある」(59.4ポイント)、「デザイン・センスが良い」(55.2ポイント)、「料金プランがわかりやすい」(40.6ポイント)、「CMが印象に残っている」(77.5ポイント)でそれぞれトップとなっており、特に「CMが印象に残っている」は他の項目と比べてもポイントが突出して高かった。
ドコモについては、「信頼できる」(64.8ポイント)、「お客さまセンターの対応が良い」(55.6ポイント)、「専売ショップのお客様対応が良い」(55.5ポイント)でそれぞれトップだった。信頼性や顧客対応は他社と比べて良いイメージを持たれている一方で、「今、勢いがある」、「面白いことをやっている」、「CMが印象に残っている」などの設問で他社に差を付けられた。
ソフトバンクについては、「面白いことをやっている」(59.0ポイント)がトップ。「今、勢いがある」(59.1ポイント)、「CMが印象に残っている」(73.0ポイント)などの項目でも高い評価を得た。一方で「信頼できる」、「専売ショップのお客様対応が良い」などの項目では、他社に離された。
なお、「料金プランがわかりやすい」という設問では、3キャリア間に大きな差はなく、3キャリアの平均値が39.1ポイントと、他の項目と比べて著しく低かった。
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