9月に予想される新しい「iPhone」の発表が近づいて、リーク情報がより詳しいものになってきた。9to5MacのMark Gurman氏によると、カメラの解像度が上がり、4K動画録画機能と自撮り用にスクリーンを光らせるフラッシュ機能が搭載されるという。
不思議なほど正確なApple情報をしばしば提供することで知られるGurman氏は米国時間8月27日、iPhoneで採用される圧力感知ディスプレイが「Force Touch」と呼ばれない可能性があること、そして、iPhone 6sのアニメーション付き背景に関する記事とともに、「iPhone 6s」に関する詳細な情報を投稿した。
Gurman氏によるとiPhone 6sのアニメーション付き背景は、「Apple Watch」の文字盤で既に提供されている滑らかなアニメーションと同様のものになるという。
それが本当だとするとAppleは、iPhoneのディスプレイを液晶ディスプレイから、Apple Watchに使われているもっと電力効率のよい有機EL(OLED)ディスプレイに変更するのかもしれない。たとえ2015年モデルのiPhoneでは採用されなくとも、AppleがOLEDディスプレイの表示に満足すればいずれ変更されると筆者は考える。
また、iPhone 6sと「iPhone 6s Plus」にAppleの次世代プロセッサが搭載されることも確実だ。
さらに、新モデルの両方ではないかもしれないが少なくとも一方は、「iOS 9」に導入される画面分割とマルチタスクを支援するため2Gバイトのメモリを搭載すると筆者はみている。
カメラのハードウェアについてGurman氏は、現行「iPhone 6」の8メガピクセルから12メガピクセルへとセンサの性能が大幅に向上するとしている。前面カメラも新しくなり、スクリーンを光らせるフラッシュ機能に加え、センサが2メガピクセルになると筆者は考える。
静止画の解像度が向上するだけでなく、4K動画の録画にも対応するという。
これはうなずける。4Kテレビを持っている人はまだほとんどいないとしても、競合する「Android」搭載スマートフォンには4K動画に対応した機種が2014年から出てきている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」