(編集部注:米CNETによる「Windows 10」のレビューを3回に分けて翻訳して公開します。第1回は7月31日に、第2回は8月3日に公開されています)
第2回より続く。
「Windows 10」では、エンターテインメント分野でも機能の追加と改良がある。「Xbox Video」アプリは「Movies & TV」へ、「Xbox Music」アプリは「Groove Music」へと、それぞれ名称が変更された。機能は変わっておらず、デバイス上の音楽ファイルと動画ファイルがすべてここにまとめられるが、Microsoftストアでのコンテンツの購入やレンタルを促す手段という側面が強い。音楽でも動画でも、ストリーミングサービスの選択肢はいくらでもある。
ゲーム好きの人であれば、「Xbox」アプリの方がはるかに魅力的だろう。「Xbox Live」のフィードへのウィンドウであり、友人のプレイ状況を見てメッセージを送ることができるほか、他のユーザーが作成したプレイ録画の閲覧や、戦績の比較など、ソーシャルネットワークで想定されるさまざまなやりとりが可能だ。「Xbox One」を持っていれば、Windows 10を搭載するあらゆるデバイスに、Xbox Oneからアクティビティをストリーミングすることができる。
これは素晴らしい機能だ。といっても、画期的というほどではなく、今すぐXbox Oneを買いに走りたくなるような機能ではないが、やはり素晴らしい。テレビを譲らなければならないときでも、Xbox OneのコントローラをPCにつなぐだけで、たとえばXbox One版の「The Witcher 3」をプレイし続けることができる。体験の質はネットワーク次第なので、Xbox Oneと、ストリーミング先のPCの両方をLANに接続するよう推奨する。また、ストリーミング中は他の人がXbox Oneを使えなくなるため、この方法で協力プレイをすることはできない。だが、テレビを取り合うことが多く、Windows 10搭載PCを持っている人にとっては、ちょっとした楽しい追加機能であり、重宝するはずだ。
新しい「Photos」アプリは、Adobeの「Lightroom」などの代わりにはならないが、写真を撮ることが多く、写真整理用のシンプルなツールを探しているなら、十分に有用なアプリだ。
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