Microsoftが、Intelベースの新タブレット「Surface 3」について、4G LTE接続機能を内蔵したモデルの発売を段階的に始めている。
Microsoftが「Surface」ブログに米国時間7月1日付で投稿した記事によれば、同社が4G LTEモデルのSurface 3を初めて発売したのは日本で、現地時間6月19日にパートナーのソフトバンクモバイルが販売を開始した。
さらに7月3日からは、ドイツと英国で企業顧客を対象に、初めてLTEを内蔵したSurface 3モデルの発売を始めるという。さらに、具体的な時期は明らかにされていないがその後、フランスとスペインでも4G LTEモデルのSurface 3を発売する予定だ。
発売開始時の対応通信事業者は、ドイツがDeutsche Telekom、フランスがOrange Business Services、英国がO2、スペインがMovistarだ。
ただし、これらの国では当面、4G LTEモデルのSurfaceを購入できるのは企業顧客のみで、パートナーとなる通信事業者を通じての販売に限られている。
Microsoftでは、これら数カ国の市場で企業顧客向けに発売を始めた後、フランス、ドイツ、英国、および米国で、小売店や消費者向け再販業者を通じて4G LTE対応のSurface 3タブレットを発売する計画だ。この計画は「今後数週間以内に」開始されると、同社幹部は述べている。
なお、4月には「Reddit」で、MicrosoftのSurfaceチームが、将来のいずれかの時点でロック解除版のSurface 3が発売されることを認めている。
また、Microsoft幹部は、Surface 3タブレットが3月に発表された際、T-Mobile USAとVerizon Wirelessを通じ、米国で「2015年内」に4G LTEモデルを発売する予定だと述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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