ショッピングモールアプリ「Gotcha!mall(ガッチャモール)」を運営するグランドデザインは6月25日、ASEANへの事業展開にともない、トランスコスモスと資本業務提携を締結したと発表した。また、トランスコスモスに加え、アイスタイル、アドウェイズ、ベクトル、リアルワールド、みずほキャピタルを割当先とする総額約2億3000万円の第三者割当増資と株式譲渡を実施した。
Gotcha!mallは、カプセルトイ(小型自動販売機)の世界観を、スマートフォン上に再現したデジタルモール。企業は同サービス内に専用筐体を出店し、カプセルトイによるゲーミフィケーションを活用したプロモーションや販促活動ができる。
また、サービス独自のDMPにより、性別や年齢などユーザーの属性、プレイ回数や来店回数などのログ、利用時間や場所の観点を加味した各種データを蓄積、解析してチューニングが可能。ユーザーと出店企業が提供するインセンティブの最適なマッチングを図れるという。
トランスコスモスとの提携では、海外展開を早めるため、ライセンス契約により、Gotcha!mallのASEANにおける独占販売権をトランスコスモスへ提供する。今後、ECの普及が進むと予測されるASEAN市場で、(1)特典やクーポン配布によるスマホから実店舗への送客、(2)位置情報を活用した実店舗への誘導、(3)実店舗からオンラインストアへの誘導、(4)配送型プレゼントの実現などのプロモーション施策を早期に展開するという。
一方、今回の調達資金は、ユーザーの獲得や運営体制の強化、新機能追加にともなうシステム開発などに充てるとしている。
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