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海底から陸へ、最新の光海底ケーブル「FASTER」--南志摩海底線中継所に潜入

坂本純子 (編集部)2015年06月22日 11時00分
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 三重県志摩市にあるKDDI南志摩海底線中継所付近の海岸にケーブル敷設船がやってきた。沖合約1.4kmから陸揚げ用のロープを繰り出し、陸揚げを開始する。

 三重県志摩市にあるKDDI南志摩海底線中継所付近の海岸にケーブル敷設船がやってきた。沖合約1.4kmから陸揚げ用のロープを繰り出し、陸揚げを開始する。

 KDDIは6月15日、2016年4月に運用開始を予定している光海底ケーブル「FASTER」の陸揚げを三重県の南志摩海底線中継所付近の海岸で行った。

 FASTERは、日米間を直接結ぶ総延長約9000kmの光海底ケーブルだ。米国西海岸と日本の千葉県千倉と三重県の志摩の2か所を結ぶ。回線容量は60Tbps。60Tbpsといってもあまり想像がつかないかもしれないが、1秒にDVD最大1500枚のデータを送信できる能力を持つ。高精細映像(15Mbps)を約400万人が同時にストリーミング視聴することができる速度という。

 今回、南志摩に陸揚げされたFASTERは、海岸の目の前にあるKDDIの南志摩海底中継所に引き込む作業が行われる。続いて7月にも千葉県の千倉でも陸揚げされ、千倉第二海底線中継所に引き込み作業が行われる予定だ。それぞれ回線設定、接続試験や確認作業を行った後、2016年4月をめどに運用を開始する見通し。ここでは、引き揚げやイベントの様子、中継所の内部などを写真でお伝えする

新たな“情報の生命線”始動へ--日米をつなぐ光海底ケーブル「FASTER」が陸揚げ

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