Microsoftは米国時間4月29日、同社の「Build 2015」カンファレンスの基調講演で、「Outlook」上でやりとりしている相手についてさらに多くの情報を取り込める、LinkedInやSalesforceの拡張機能を紹介した。さらには電子メールおよびカレンダークライアントのOutlookから、ユーザーが直接「Uber」のドライバーを直接呼び出せる新たな拡張機能も発表された。
Microsoftは配車サービスのUberと提携して、Outlook用のアドインを提供する。これは配車の手配が必要な時刻の通知や、目的地や現在位置のオートフィルといった機能で、Uberサービスのオーダーを容易にするものだ。これを使えば、ユーザーはOutlookクライアントから離れずに車を手配でき、さらにそのドライバーが近くまで来ると知らせてもらえる。
Microsoftとしては、こうした有名企業の参入をアピールすることで、開発者を刺激し、Outlookや同社の他のサービス向けの開発に積極的に関わってもらいたいとの狙いがある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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