The Wall Street Journal(WSJ)の報道によると、Googleは、スマートフォン向けに米国で提供する独自の無線通信サービスを準備してきており、米国時間4月22日にも発表する可能性があるという。
同サービスは、AT&TやVerizonといった米国のワイヤレス事業者と競合すると思われるが、そのネットワークで利用したデータに対してのみ課金が生じると予想されている。つまり、利用者は、通話をしたり、音楽を聴いたり、アプリを使ったりするときだけ支払いをすることになり、一定量のデータに対して多額の支払いが求められる一般的な無線通信サービスの契約とは異なる。
Googleがしようと考えていることは、いくぶんユニークなものになるとWSJは報じている。Googleは、重複する2種類のサービスを提供することを計画している。ユーザーの端末がWi-Fiネットワーク上にあるとき、通話やデータ通信にはそのネットワークが使われる。Wi-Fi信号がない場合、通常の(そして、より割高な)セルラ信号を使う。
Googleは、このサービスに向けて独自で無線通信ネットワークを構築するわけではない。代わりに同社は、米キャリアのSprintとT-Mobileと提携し、そのネットワークを利用すると報じられている。現在のところ、このサービスは、Googleのスマートフォン「Nexus 6」でのみ利用可能になると予想されている。
Googleの広報担当者はコメントを拒否した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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