Twitterは同社のソーシャルネットワーク上での虐待行為を抑制するため、ポリシーに変更を加えたことを発表した。
Twitterは暴力的な脅迫に関するポリシーを更新し、禁止する項目に「他者に対する暴力を奨励(する)」を追加した。同ポリシーはこれまで、「他者に対する直接的、具体的な暴力的脅迫」に該当するツイートだけを禁止していた。Twitterは米国時間4月21日に発表した声明で、従来のポリシーは対象範囲が「極端に狭く」、同社が脅迫に対処することは容易ではなかった、と述べた。
さらに、Twitterは取り締まりを強化していることも明かした。同社の取り締まりチームは、あるユーザーがほかのユーザーを虐待していると判断した場合、特定の期間、アカウントをロックする権利を有する。さらに、脅迫的なユーザーは、Twitterの使用を再開する前にツイートを削除するよう求められることもある。
Twitterを含むソーシャルネットワークでは、他者を虐待するようなやり取りは、かなり頻繁に発生する。Twitterのゼネラルカウンセルを務めるVijaya Gadde氏は先週、The Washington Postの特集ページに記事を寄稿し、Twitterは自社のネットワーク上で言論の自由が受け入れられることを保証するよう、一層努力しなければならない、と述べている。ユーザーがほかのユーザーを恐れて自分の意見を共有することをためらうようなことはあってはならない、とGadde氏は説明した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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