Googleは米国時間4月21日から、サイトの「モバイルフレンドリー度」をランキングシグナルに含めるという。これはここ数年で特に大きなアルゴリズムの変更となり得る措置だ。ただし問題は、「Fortune 100」に名を連ねる企業の67%がモバイルフレンドリーでないことだと、調査会社のSumAllは指摘している。
もう1つの問題は、これらの企業が4月21日以降トラフィックに打撃を受ける可能性が高いことだ。
問題はまだある。Googleが7週間の猶予を与えたにもかかわらず、予算の豊富な大企業が準備できていないとなると、モバイルに対応していない中小規模企業はどうなるのか考えてみてほしい。いずれにしても、Googleの「Mobile-Friendly Test」は活用されていることだろう。
2月末に概要が明らかにされたGoogleのアルゴリズム変更(これを「モバイルゲドン」と呼ぶ人もいる)は、一見すると非常に合理的だ。モバイルのトラフィックは大多数のサイトで急増しているが、小さな画面に最適化されていないサイトは多い。一方でGoogleは、デスクトップほどのクリック数(つまり広告料金)をモバイルで獲得していない。
モバイルのトラフィックが増えていることを考慮すると、検索結果で小型画面を優先するのも理にかなっている。
ここで行間を読むと、Googleがモバイルフレンドリー重視でアルゴリズムを変更するのには主に3つの理由がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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