Mobile World Congress(MWC)にあわせたイベントで発表されたSamsungの最新Galaxyシリーズがいよいよ日本でも登場する。
サムスン電子ジャパンは4月8日、世界初となるデュアルエッジスクリーンを搭載した「Galaxy S6 edge」をNTTドコモおよびKDDI、沖縄セルラー向けに提供すると発表した。フラットタイプの「Galaxy S6」はドコモのみで、いずれも4月23日より販売を開始する。予約はドコモが同日から、KDDIは9日から受け付ける。
ドコモ向けのGalaxy S6 edgeとGalaxy S6は、複数の周波数を束ねることで高速通信を実現するキャリアアグリゲーション(CA)技術により受信時最大225Mbpsを実現する「PREMIUM 4G」に対応。ドコモ初の対応端末となる。au向けGalaxy S6 edgeも、CA技術による「4G LTE」受信時最大225Mbps、およびWiMAX 2+受信時最大220Mbpsの2つの次世代通信ネットワークに対応している。
Galaxy S6 edgeとGalaxy S6は、ともに、薄くしっとり手になじむフォルムを特長とし、サイドにメタル、リアおよびフロントパネルに強化ガラスを採用している。光学フィルムにより、光の当たり方により豊かな色彩に変化する高級感のあるデザインだ。
Galaxy S6 edgeは、ディスプレイの左右両側面に世界初となる「デュアルエッジスクリーン」を搭載。エッジスクリーン部分を効果的に活用する機能として、よく連絡する相手を最大5人まで登録できる「ピープルエッジ」や、本体を伏せた状態でも誰からの着信かを色で判別できる「エッジライティング」も搭載している。
また、パワフルなCPUも特長の一つだ。いずれもオクタコア(クアッド 2.1GHz+クアッド 1.5GHz)を搭載。処理能力は「GALAXY S5」と比較して約50%向上したという。さらに3GバイトのRAMとユーザーメモリを高速化し、電源ON時の起動やアプリの起動時間のレスポンスも向上し、3Dゲームなどもさらに快適に楽しめるとしている。
ワイヤレス充電規格のWPC(Qi)およびPMAの両規格に対応。バッテリ低下の状態からでも約180分で100%の充電が可能だ。約95分で100%の充電が可能なほか、約10分の充電で約4時間使用できる。
ディスプレイは、細かな文字やディテールもはっきり見える約577ppiの5.1インチ クアッドHD(2560×1440)Super AMOLEDディスプレイ(有機EL)を搭載。また、最大輝度600cd/m2、最小輝度2cd/m2により、屋外または屋内の環境に合わせ見やすく明るさを調整できる。
アウト(メイン)カメラ、およびイン(サブ)カメラともにF値1.9のレンズを搭載しているほか、リアルタイムなHDR機能も搭載し、逆光や暗い場所でも明るくきれいに撮影できる。ホーム画面から約0.7秒でカメラを起動できるほか、ホームボタンの2度押しでもカメラを素早く起動できる。さらに、手のひらをカメラに向けると撮影できるジェスチャー撮影機能も搭載しており、自分撮りや仲間と撮る際のバリエーションも広がっている。
なお、全国のGalaxy SHOP限定で、4月8日から4月15日までにGalaxy S6 edgeまたはGalaxy S6を予約した人を対象にワイヤレス充電が可能な充電台をプレゼントするとのことだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」