UPDATE MacRumorsが入手したAppleの研修に関するリーク文書によると、Apple Storeにふらりと立ち寄ってその場で「Apple Watch」を購入することはできない可能性があるという。購入者は事前にオンラインの「商品予約」システムで、具体的なモデルを予約する必要があるという。
MacRumorsによると、Apple Watchは在庫が品薄になるとAppleは予測していると考えられ、予約なしで訪れた顧客に提供できるだけの在庫が存在しない可能性があるという。発売直後の需要が落ち着けば、予約なしで立ち寄った人にも商品が販売されるようになるだろうとMacRumorsは付け加えている。
直営店でApple Watchを実際に試せる期間は、米国時間4月10〜24日までの2週間だ。
この間Apple Watchに実際に触れて購入しようと決めた場合は、Appleの店員がオンラインまたは「Apple Store」アプリによる注文をサポートすると、リーク文書には記されている。
また、9to5Macによると、ハイエンドな18金の「Apple Watch Edition」の購入を検討する顧客に対しては、より価格の低い他の2モデルを求める顧客よりもさらに時間と手間をかけたサービスが提供されるという。
高価なApple Watch Editionの購入を検討する顧客に対しては、同製品を販売するための専用の研修を受けた「エキスパート」が接客するという。9to5Macが、「リリース計画を聞かされた情報筋」の話として報じている。エントリーモデルの「Apple Watch Sport」とミドルモデルの「Apple Watch」の販売員は、できる限り多くの顧客に対応しなければならないが、これらのエキスパートは1度に1組の顧客のみを接客するという。
Apple Watch Editionの顧客には、同スマートウォッチについて学ぶ時間が1時間も与えられ、そのうち30分は実際に試着することもできる。対照的に、それ以外の2種類のバージョンに関心のある顧客が、Appleの販売担当員と話す時間はわずか15分程度となるかもしれない。情報筋によると、Appleは顧客がApple Watch Editionを試すことのできる専用スペースも開設する予定で、そこには宝石店にあるような「試着」マットも用意されるという。
Apple Watchを試すために地元の「Apple Store」まで行きたくないという人は、Appleの販売担当者とテレビ会議をして、同スマートウォッチについて教えてもらうこともできる。テレビ会議サービスは、EditionバージョンとステンレススチールのApple Watchに関心のある顧客に提供される。しかし、Editionバージョンを検討している人たちは、より「エレガント」な体験をビデオ経由で得ることができ、また、購入した場合は、購入後のサポート用ビデオチャットで設定方法を学ぶこともできる。
Apple Watch Editionを購入した人は、年中無休の技術サポートが2年間利用可能な専用電話のサービスを受けることができる。Editionバージョンはまず、Appleの「規模が最も大きな複数の市場」にある店舗でのみ提供され、それ以外の店舗で段階的に提供していく予定であると9to5Macの消息筋は述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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