Chromebook Pixelが印象的な製品であるのは間違いない。しかし、この製品が存在すべき必然性は感じられない。少なくとも今のところは。Chromebook Pixelは、あらゆる場所で高速Wi-Fiが安価に使用できる世界の製品だ。つまり、ほとんどの人がクラウドを利用し、ウェブ接続されたアプリを常に使用し、ローカルストレージには関心がないという世界なのだ。
われわれはまだそこまで到達していない。現時点のChromebookは、安価にウェブサーフィンを楽しみたいという人向けの製品だ。そういった用途であれば、250ドル前後で手に入る東芝のChromebook 2やAcerの「Chromebook 15」で十分だろう。一方、より高いパフォーマンス、あるいはよりしっかりとしたアプリを求めているのであれば、Windows搭載ノートPCやMacBookに軍配が上がる。両者は同じような価格であるうえ、どんな場所でも使用できる。
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Google:Chromebook Pixel
Chrome OS、Intel Core i5-5200U(2.2GHz)、8GバイトRAM、32GバイトSSD
Acer:Chromebook 15(CB5-571-C09S)
Chrome OS、Intel Celeron 3205U(1.5GHz)、4GバイトDDR3L SDRAM、32GバイトSSD
東芝:Chromebook 2(CB35-B3340)
Chrome OS、Intel Celeron N2840(2.16GHz)、4GバイトDDR3L SDRAM、16GバイトSSD
Dell:Chromebook 11
Chrome OS、Intel Core i3-4005U(1.7GHz)、4GバイトDDR3L SDRAM、16GバイトSSD
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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