外部機器との接続について述べると、FDR-X1000VはWi-FiとNFCをサポートしており、GPSタグ機能も搭載している。このためほとんどのユーザーは、同社のモバイルアプリ「PlayMemories」を使ってこの製品とのやり取りやコントロールを行うことになるはずだ。
PlayMemoriesを使用すれば、スマートフォンをリモートファインダーにできるほか、編集処理の自動化も可能になる。「ハイライトムービーメーカー」というこの機能を使えば、アクションカムから自動的に動画を取り込み、スマートフォンのプロセッサ能力を使って、ソーシャルメディアに投稿できるような素材を作れるようになる。
また、ジャイロセンサや被写体の動き、色合い、笑顔検出といったデータを用いて最高の瞬間を判断し、自動的に動画と音楽を組み合わせたショートムービーを作成してくれる。ただ、この機能はVGAや24p、高速度撮影、4K解像度の動画には対応していない。
また同アプリは、バージョン5.2からのサポートになるものの、5台までのカメラを制御できる。このアップデートは2015年の春にリリースされる予定となっているため、レビュー時点では使用できなかった。
FDR-X1000Vではライブストリーミングもできる。「Ustream」のアカウントを持っているのであれば、Wi-Fi経由で動画を送信し、インターネットでのライブ公開も可能だ。
バッテリ持続時間についてソニーは、1080pの録画で115分、4K動画の録画で50分だとしている。筆者がWi-Fiを使用しながら4K動画を録画してみたところ、バッテリの警告表示が点滅するまでの平均時間はおよそ50分だった。なお、FDR-X1000VはMicro USB経由で内蔵バッテリに充電できる。
ソニーは、FDR-X1000Vの性能の高さをアピールするために、スケートボードの元世界チャンピオンTony Hawk氏をアンバサダーに迎えている。同氏の動画も公開されている。この動画を見ると、(自らのスケートボードスキルの未熟さを思い知らされるとともに)同製品を使いこなすためのティップスが得られるはずだ。
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