アップル、EV電池メーカーが起こした訴訟の棄却を求める--人材引き抜きに問題で

Steven Musil (CNET News) 翻訳校正: 編集部2015年03月12日 13時39分

 Appleは米国時間3月10日、米連邦裁判所に対し、電気自動車(EV)向け電池メーカーA123 Systemsが起こした訴訟の棄却を求めた。A123 Systemsが提出した訴状では、同社の主力エンジニアらをAppleが引き抜いたとされており、それに対してAppleは、この訴訟が事実無根の憶測に基づいていると主張している。

 A123 Systemsは2015年2月、Appleと5人の元従業員(現在はAppleに勤務)をマサチューセッツ州連邦裁判所に提訴した。訴状によると、Appleは2014年、中核的な開発および試験業務に従事した5人のA123 Systems従業員を引き抜くために、「積極的な活動」を行ったという。この訴えは、Appleが電気自動車の開発を模索していることを示すさらなる証拠とみられていた。

 今回の動きの1週間前にAppleは、同裁判所に別の申し立てを行い、同社がこの訴えに対応する時間を延長するよう求め、「この件を解決する可能性を原告側と模索している」と述べていた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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