Appleの「iTunes Store」と「App Store」などで、アプリのダウンロードやアップデートなどの機能が半日以上、利用できない状態にあった。同社のサポートページによるとシステムは現在、復旧している模様だ。
「App Store、iTunes Store、iBooks Store、または Mac App Store でアイテムを購入できなかった可能性がありました」と同ページには記されている。
Appleは障害発生から5時間以上が経過した時点で声明を発表し、第三者による不正行為はなく「内部のDNSエラー」が原因であるとした。
問題は日本時間3月11日の17時50分頃、App Store、iTunes Store、Mac App Store、iBooks Store、iCloudで発生。iCloudに関わる問題は21時50分頃に解決したようだが、Storeサービスについては、まだ復旧作業が続いていた。問題は北米、欧州、アジアの全域にわたる多数の国や地域で発生した。
Appleが前回大規模な障害に見舞われたのは、同社の開発者向けポータルで脆弱性が発見された時だ。当時、個人情報へのアクセスを試みる攻撃があったとして、「Developer Center」サイトは1週間以上にわたって閉鎖した。
今回は同社システムがデータ漏えいや攻撃の被害を受けた形跡はないという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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