ダンボール製VRゴーグル「milbox」が1000円で発売--スパイスボックス

 デジタル総合広告代理店のスパイスボックスは3月9日、ダンボール製VRゴーグル「milbox(ミルボックス)」を発売した。丈夫で軽く、気軽に持ち運べる本体と、立体視が可能な二眼レンズ(サイドバイサイド)で、本格的なバーチャルリアリティ(VR)をカジュアルに楽しめるとしている。価格は1000円。

 当初は、公式サイトから問い合わせたユーザーに対して販売するが、5月頃にはサイト上から注文できるようにする予定。


ダンボール製VRゴーグル「milbox(ミルボックス)」

 milboxは、手持ちのスマートフォンに専用アプリをダウンロードし、組み立て型のダンボール製ゴーグルに設置することで、誰でもVR世界を体験できる製品。同社では、手持ちの静止画や動画を簡単にmilbox用VR映像に変換できる公式アプリを配信するほか、VRコンテンツのクリエイター向けに版権フリーのCGキャラクター「九十九(つくも)みる」も提供する予定。


CGキャラクター「九十九(つくも)みる」

 milboxは、スパイスボックスが社内に設立した最先端デジタルテクノロジ研究所「プロトタイピングラボWHITE」が開発した。同社では、この製品をVRマーケティング市場を開拓するための新製品と位置付けているという。milboxの広告利用を希望する事業会社には、マーケティング戦略に沿ったアプリ開発から行うとしている。

 また現在、明治大学との共同研究の成果に基づく新商品の開発を進めており、今後、これらの技術を使うことでVR世界に実際に触れられるmilboxの発売も計画しているという。

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