人々は本格的なApple製テレビの登場を既にあきらめているが、われわれはかなり前から新型Apple TVボックスを待ち続けている(同ハードウェアが最後にアップデートされてから、丸3年がたとうとしている)。インターフェースの刷新やアプリの追加がないとしても、Apple TVの機能リストにゲーム要素が追加されてもおかしくないように思えるが、これまでのところ、新型ボックスも新型コントローラも登場していない(下の写真は、既存のApple TVボックスと、全く無関係のコントローラを組み合わせた「架空」のモックアップだ)。
9to5Macは最近、情報筋の話として、Appleが「より多くの機能を持った触知性のあるリモコンやApp Storeがバンドルされて再設計されたOSを採用し、よりスリムになったApple TVセットトップボックスの開発を終えつつある」と報じた。しかし、コンテンツに関する障害(コンテンツプロバイダーとの契約)によって、新型Apple TVの出荷日が年内へと延期された可能性がある。
一方、International Business Timesの報道によると、HBOは間もなく、早ければ4月にもスタンドアロン版「HBO GO」(名称はおそらく「HBO Now」になる)を投入する可能性があり、Appleは最初のハードウェアパートナーの1社になるという。そのため、Apple TVについては、新しいハードウェアに関する発表がなくても、コンテンツやアプリについて何らかの発表が9日にあるかもしれない。
iPodはすべてのモデルが古くなりつつある。第7世代「iPod nano」と第5世代「iPod touch」が発表されたのは、2012年9月のことだ(iPod touchは2014年6月に値下げされた)。第4世代「iPod shuffle」は2010年9月の登場で、「iPod classic」(2009年9月に最後にアップグレードされ、容量が120Gバイトから160Gバイトに拡大した)は2014年後半、ラインアップから正式に削除された。Appleのイベントが開催されるたびに、われわれはiPodシリーズの新製品が発表されるのではと希望を抱くが、それほど期待はしていない。
Appleが2014年にBeatsを買収した際、Beatsのストリーミング音楽サービス(月額9.99ドル)は改修され、Appleブランドのストリーミングサービスとしてすぐにでも提供が開始されると予想されていた。しかし、その改修作業は現在もまだ進行形のようだ。9to5Macは、Appleが「同サービスを6月の初めに開催するWorldwide Developers Conference(WWDC)で少なくともベータ形式で発表する計画」であることをいつものように匿名の消息筋の話として報じている。
Appleの「AirPort Time Capsule」と「AirPort Extreme」のアップデート(2013年6月)から優に1年以上たった。「AirPort Express」が最後にアップデートされたのは2012年6月だ。それを考えると、何らかの新しいハードウェアアップデートを発表すべき時期が来ている。問題は、それが3月9日なのかどうか、ということだけだ。
いつものように、サプライズが発表される可能性は常にある。何と言っても、Appleは時価総額が世界一の企業だ。電気自動車を開発中とのうわさもある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」