リアルタイムの動画学習サービス「schoo WEB-campus」(schoo)を運営するスクーは3月5日、全国10大学とコンテンツ連携し、オンライン授業を3月から順次開講することを発表した。各授業は生放送・録画ともに無料で受講できる。授業中に先生に質問をしたり、他の生徒とコミュニケーションを取ることも可能だ。
2014年より連携している法政大学をはじめ、早稲田大学(政治学研究科ジャーナリズムコース)、近畿大学、関西学院大学大学院、東海大学(芸術学科)、中央大学、京都造形芸術大学、京都工芸繊維大学、高野山大学、聖学院大学の10大学が、特色ある教養科目をオンラインの生放送授業として一般公開する。
授業のラインアップは、たとえば早稲田大学による「ジャーナリストの現在」や、近畿大学の「教養のための原子力基礎論」、東海大学の「インフォグラフィックスの現在」、平家物語の研究をしてきた高野山大学の助教授が教える「世界遺産-高野山・平家物語を歩く」など。今後は、熊本学園大学など九州の大学もラインアップに加わる予定だ。
スクーでは2014年、東京大学 i.schoolや法政大学と連携した生放送授業を開講しており、初回の授業には10~70代の幅広い年齢層の受講生が約2000人集まったという。また、1年で約30本の授業をスクー上で開講してきた法政大学(キャリアデザイン学部)では、AO入試志願者が増加し、中にはスクーの授業を通じて社会人大学院の存在を知った志願者からの応募もあったという。
また同社では、2014年に開講された東京大学 i.school の「イノベーション人材養成カリキュラム(全5授業)」を、2015年3月に全編英語字幕対応し、日本在住の留学生など、外国人受講生向けにも無料公開している。
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