4Kの撮影オプションは用意されていないため、4Kの解像度が必要であれば、別のカメラを買う必要がある。Prime Xは1080pで最大60fps、720pでは最大120fps、480pでは最大240fpsの動画を撮影できる。4:3の動画であれば、1280×960ピクセルの解像度(Tall HD)で最大60fpsで撮影可能だ。
写真撮影に関しては、12メガピクセル(16:9)、14メガピクセル(3:2)、16メガピクセル(4:3)の解像度で、1枚ずつの撮影、3枚または8枚の連続撮影、および3秒、5秒、15秒、30秒のタイムラプス撮影を行うことができる。視野角も調節可能で、140度の超広角、70度の狭い視野角、あるいはその中間の116度のいずれかを選べる。
これらの設定の多くは、カメラの背面にあるボタンで選択できる。一連のカラーLEDで、設定されているモード、解像度、フレームレートを知ることができるが、キャップの内側にLEDの見方が表示されているため、どのLEDが何を表すかを暗記しておく必要はない。
すべての設定は、microSDカードをカメラに挿入したときに保存されるテキストファイルの値を変えることでも変更できる。このファイルには、ビットレート、露出補正、測光、ホワイトバランス、コントラスト、シャープネス、彩度、オーディオゲインの設定が含まれている。
これらの設定の一部(残念ながらすべてではない)は、「Android」用または「iOS」用のReplay XDアプリでも調整できるため、Prime Xの設定のためにコンピュータの前にいちいち座る必要はない。
このカメラには、モバイルデバイスとの接続に使えるWi-Fiが内蔵されている。このWi-Fiでアプリを接続すれば、ライブ映像のプレビュー、撮影中のライブストリームの表示、動画撮影の開始や停止、写真の撮影、カメラ内のコンテンツの再生やダウンロードを行うことができる。
Prime Xが2014年に初めて発売されたときは、無線の性能は不安定だったが、数回のファームウェアアップデートを経て安定性はかなり向上した。カメラからのライブストリームが欲しい場合は、Micro-HDMIジャックを使って1080p/60fpsまたは1080i/60fpsの無圧縮の出力を得ることもできる。
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