Bloombergは1月、One M9には20メガピクセルの背面カメラと「HTC UltraPixel」前面カメラが搭載されると報じた。その記事によると、HTCはUnder Armourの新しいフィットネスサービス「UA Record」と、同社のアプリスイート「MapMyFitness」と連携するスマートウォッチも発表する予定だという。HTCは2015年に入って、MapMyFitnessアプリと連携するさまざまな製品をデザインすると発表している。
LGは過去6カ月で複数のハイエンドデバイスを発表してきた。たとえば、2014年中ごろに発表した「LG G3」や2015年1月の「G Flex 2」などだ。LGは2015年のMWCで複数の低価格スマートフォンを発表し、100ドル以下のカテゴリへの取り組みを継続することを認めている。
LGはMWCで、「LG Magna」「LG Spirit」「LG Leon」「LG Joy」の3G版と4G LTE版を披露する予定だ。
ソニーはMWCでXperia 4を発表するのではないかと期待されている。「Xperia Z3」は2014年9月に発表されているため、6カ月ごとに新しいフラッグシップ製品を発表するというサイクルにも合致するはずだ。
しかし、ソニーは次の重要なデバイスを発表する準備がまだ整っていないのではないか、と思わせる兆候もある。同社は2014年に多数のウェアラブルを披露したため、フラッグシップ製品がない2015年は、これらのウェアラブルを前面に押し出す可能性もある。
ソニーは2月に発表した「Xperia E4」にLTEを追加した「Xperia E4g」も発表しているため、LGと同様、MWCでの重要な発表は低価格デバイスに関するものかもしれない。
同社はMWCで「Xperia Compact」と「Xperia Ultra」を発表する可能性もある。
2014年のMWCが開催されたとき、Microsoftはちょっとした混乱のさなかにいた。Nokiaの買収手続きがまだ完了しておらず、Nokiaは「Android」の上にMicrosoftのソフトウェアを搭載した「Nokia X」ブランドのスマートフォンを発表したが、Nokia Xは短命に終わった。Microsoftが2014年に力を入れたのは、Qualcommチップを使用する低価格スマートフォンのリファレンスデザインだった。Microsoftはパートナーがそれを使ってくれることを期待していた。
Microsoftは「Windows 10」の公開に向けて準備を進めている。デスクトップ、タブレット、スマートフォンを対象にアプリを開発できる新しいユニバーサルアプリプラットフォームを売り込むはずだ。
MicrosoftはQualcommの「Snapdragon 810」を搭載する新しいハイエンドスマートフォンを開発中であることを認めたが、そのデバイスがMWCで発表される可能性は低い。IoTデバイス向けのWindows 10に対する関心を高めていく取り組みや、先ごろのRaspberry Pi Foundationとの提携を考えると、Microsoftはスマートフォンのほかにも何らかの興味深いテクノロジを披露するかもしれない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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