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スタートアップを飛躍させるエコシステムを生み出したい--KDDI ∞ Labo第8期の狙い - (page 4)

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リスクを取らないことは、企業にとって最大のリスクになる

――第8期に対する期待をお聞かせください。

小泉氏:ベンチャー支援をしていく中で、凸版印刷も新しいことにチャレンジしていきたいと思っています。企業は“リスクを取らないこと”自体が最大のリスクだと思うのです。組織が大きくなるとリスクを取らなくなる傾向に陥ることがあると思いますが、今はそういう時代ではないし、そういったものをブレイクスルーしなければならないと思います。

 その中で、KDDI ∞ Laboに参画している意義というのは、リスクをとりつつ新しい価値の創造に挑戦して世の中を変えていくことに関わることではないかと思います。それはとても幸せなものであると思うし、凸版印刷の社員の成長にも繋がると思います。ベンチャー企業やパートナー企業の方々とは“同じ釜の飯を食う”感覚で、世の中を変えるような新しい価値を作っていきたいです。

 また、視点は違いますが、東京オリンピックが開催される2020年とその後の社会を見据えた今後の動きというのは、日本が大きく変化するチャンスなのではないかと思います。新しいビジネスモデルも生み出されるでしょうし、それはKDDI ∞ Laboからも生まれるかもしれません。そういった部分にも期待したいですね。

  • クレディセゾン ネット事業部長 兼 ネット戦略企画部長の三浦義昭氏

三浦氏:一番期待しているのは、KDDI ∞ Laboに参加することでクレディセゾンの社内に良い変化が生まれることです。ゼロから事業を興すという経験は社内にいてはなかなか関わることができないし、社内で立ち上げる新規事業とは全く異なるものだと思います。メンターを担当する社員には、ベンチャー企業と新サービスの開発に携わることによって意識や感覚が変化していったり、新しい発見が生まれたり、ワクワクするような感覚を思い出したり、そのような変化を期待したいです。

 また、KDDI ∞ Laboのような取り組みが拡がっていけば“就職”の在り方が変わっていくのではないかと思います。たとえばアイデアを持った人がそのアイデアを企業に売り込んで入社したり、あるいは資金やノウハウの支援を受けて独立したりといったケースが生まれたりするのではないかと。大学から就職試験を受けて新卒社員として入社するのではない新しい形が生まれるのではないでしょうか。具体的な意思を持って入社することで、仕事も楽しくなるでしょうし、企業にとっても新鮮なのではないかと思います。KDDI ∞ Laboをきっかけに、そういう動きが世の中に拡がっていけばいいですね。

江幡氏:オンラインだけでなく、リアルに近いシーンで課題解決をしようとするサービスには期待したいですね。その中にはIoTも含まれてくるでしょう。現在は、インターネットのサービスに携わっている人たちのコミュニティはとても大きいのに、モノづくりに携わっている人たちのコミュニティとはなかなか接点や交流がない状態だったりします。モノづくりが強みとする企業の知見とネットサービスの強みである企業のノウハウが交わるような世界を3カ月のプログラムの中から生み出していければと思います。スタートアップ企業同士が交わる取り組みや、パートナー企業同士のつながりにスタートアップ企業が関わっていくような取り組みが生まれることを楽しみにしたいと思います。

――KDDI ∞ Laboは今後どのような方向性で進化していくのでしょうか。

江幡氏:KDDI ∞ Laboはビジネスにつながるマッチングプレイスとして拡げていきたいという思いが強いので、収益を生み出す場にしたいとは考えていません。

 海外では投資もしてリターンを得るというケースもありますが、KDDI ∞ Laboはそういったことは考えず、さまざまな企業が関わっていくことで新しいビジネスが生み出されるマッチングの場を生み出していきたいです。人が集まり、相互にアセットを補完しながら新しいビジネスがスピード感をもってどんどん生まれていく環境を、これからも生み出していければと思います。

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