Googleが、人気の高い子ども向けのストーリーテリングアプリ「Toontastic」の開発元であるLaunchpad Toysを買収した。新興企業のLaunchpad Toysが米国時間2月4日に発表した。買収の条件は明らかにされていない。
Launchpad Toysは4日、同社のブログに次のように書いている。「われわれの小規模なおもちゃ会社が、何でも扱う巨大なチームに加わり、世界中にいる遊び心を備えた多くの語り手に力を与えていくことを発表でき、誇らしく思う。Launchpad ToysはGoogleに加わり、さらにすばらしい子ども向けの創造ツールを開発していくつもりだ」
Launchpad Toysは、拡張現実(AR)アプリ「TeleStory」など、いくつかの子ども向けモバイルアプリを提供しているが、同社の子どもを対象としたモバイルプログラムで一番の人気を誇るのはToontasticだ。Toontasticは、子どもが自らアニメーションを作成し、物語を展開できるストーリーテリングアプリだ。Appleの「iPad」向けに作られており、同社が述べているように、本質的には現代版の人形劇と言える。作品は、録画したり、他のユーザーと共有したりできる。
GoogleのLaunchpad Toys買収により、これまで有料だったToontasticは無料アプリになった。また、付属のプレイセットもこれからはすべて無料で利用できる。
GoogleとLaunchpad Toysはいずれも、ToontasticとLaunchpad Toysの今後について明らかにしていない。
Googleは買収を認めたが、それ以上のコメントはしていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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