The New York Times(NYT)の記事によると、Googleの翻訳アプリがアップデートされ、一般的に使われるあらゆる話し言葉を認識して自動的に翻訳し、テキスト表示できるようになるという。
現時点では元の言語と翻訳先言語を手動で選択する必要がある。しかし、このアップデートにより、話した言葉が一般的に使われる言語であれば、自動的に認識され、テキストに翻訳されると、NYTは米国時間1月11日付けの記事で報じた(この記事に、対象言語は記されていない)。同記事によると、Googleはさらに、端末を他国語で書かれた標識の前に掲げると、自動翻訳されて画面上に表示されるサービスについても、まもなく発表する予定であるという。
翻訳アプリとサービスはますます普及し、ポータブルになっている。Googleは、同社のウェブサイト検索結果を通して翻訳機能を提供しているほか、「Chrome」ブラウザで直接翻訳機能を利用できるようにしている。Microsoftも「Bing Translator」を提供している。しかし、その場で出来る限り早く正確にテキストを翻訳できるモバイルアプリに対するニーズが高まっている。一部のフレーズや口語表現のコンピュータによる翻訳にはまだ技術的課題が伴うため、正確さが鍵を握る。
Microsoftは2014年12月、同社の「Skype Translator」サービスのパブリックプレビュー版をリリースした。同サービスは、会話をほぼリアルタイムに双方向に翻訳することができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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