あなたもおそらくUberやLyftという名前を聞いたことがあるだろう。しかし、通勤コストや出張コストを節約し、環境に優しい交通手段を提供してくれる会社は他にもある。本記事で紹介する10社をチェックしてみてほしい。
UberやLyftという名前は米国の多くの都市に浸透しつつある。シェアリングエコノミー(共有経済)、そして最終的にはより信頼しあえるコミュニティーの実現に向け、個人間で自動車を共有するライドシェアリングやカープーリング、カーシェアリングといったサービスがシンプルかつ効果的な最初の手段として普及し始めている。
しかし、ライドシェア業界のこの2大巨頭しか選択の余地がないというわけではない。そして、そうあるべきでもない。先の両社とも米国のあちこちの都市で摩擦を引き起こしているため、ライドシェアリングやカープーリングを提供するその他の新興企業やサービスが市場で成長する余地はまだまだ残されている。
本記事では米CNETが見つけた10のライドシェアリングサービスを紹介する。
Carmaは、テキサス州オースティンやカリフォルニア州サンフランシスコ、ノルウェーのベルゲンで展開しているカープーリングサービスだ。同社は差別化を図るため、特に通勤に利用するユーザーに力を入れている。共有する車に乗った後は、アプリを起動し、「start trip」をタップし、行程の記録を開始するだけだ。なおドライバーに対する支払いは、目的地に到着した際に「end trip」をタップすれば自動的に行われる。
BlaBlaCarは、座席に余裕があるドライバーと、相乗りしたいと考えている人たちをマッチングする英国のライドシェアリングサービスだ。出発地と到着地、出発時間を入力するだけで、経路の一致するドライバーを選択できるようになる。そして電話をかけるかテキストメッセージを送って連絡を取り、座席の予約をするわけだ。後は打ち合わせの場所に行き、ぴったりのお金を渡せばよい。ただしこれは、貸し切りのハイヤーではない。つまり移動のコストを分担するというわけだ。利用後はドライバーの信頼度を評価するようにしてほしい。
RelayRidesはピアツーピアのカーシェアリングサービスを提供するマーケットプレイスだ。自動車のオーナーは自分の車を人に貸すことができ、価格は自ら設定できる。必要な作業は自動車をRelayRidesに登録し、写真をアップロードし、カレンダーを更新するだけだ。誰かがあなたの自動車を使いたいという場合、RelayRidesから通知が来る。しかし、所有者の主導権は失われず、同社の保険も適用される。また、RelayRidesは空港でのサービスも提供しており、特定の都市では自分の自動車を置いておくこともできる。もし自動車が必要なのであれば、Enterprise Rent-A-CarやZipcarといったレンタカー会社よりもずっと安価に済ませられる場合もしばしばだ。
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