ロサンゼルス発--Googleは、「Android Auto API」を発表およびリリースし、同社の車載インフォテインメントおよびアプリ統合ソフトウェアのリリースに向けて新たな一歩を踏み出した。今回の発表により、開発者は自身のアプリをAndroid Autoに適合させることを開始できる。筆者は、2014年ロサンゼルスオートショーに先立って開催されているConnected Car Expoにおいて、ヒュンダイの「Sonata」2015年モデルに乗ってAndroid Autoを試す機会を得た。
同APIは現在、Android Autoとの統合において2つのアプリカテゴリだけをサポートしているが、10以上のサードパーティーアプリ開発者がすでに機能するアプリを開発している。メッセージングアプリとしては「TextMe」「textPlus」「Kik」「WhatsApp」などがある。ヒュンダイ製自動車でのデモでは、これらアプリがテキストを画面に表示することはなく、代わりにGoogleのテキスト読み上げエンジンがメッセージの本文を読んでいた。そして、ドライバーには、音声で返信するオプションが提示される。これにより、ハンドルから手を離すことが不要になる。
もう1つのサポートされているカテゴリであるオーディオアプリは、車からのシンプルなブラウジングと音声再生を可能にする。このカテゴリには音楽、ポッドキャスト、ニュースアプリが含まれる。これらアプリの第一弾としては「iHeartRadio」「Joyride」「MLB.com」「NPR」「Pandora」「Pocket Casts」「Songza」「SoundCloud」「Spotify」「Stitcher」「Umano」がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」