中国当局は、「WireLurker」と呼ばれるマルウェアを配信していたウェブサイトを閉鎖し、事件の容疑者を逮捕した。北京市公安局が、中国のマイクロブログサービス「Sina Weibo」で発表した。
WireLurkerの存在が問題となったのは11月に入ってからで、脱獄していない「iOS」デバイスを攻撃できる能力を持つことが判明したためだった。ただし、その仕組みは複雑で、米国で感染が広まる危険性はなさそうだ。このマルウェアは、米国では利用されることが少ない中国のサードパーティーのアプリストアに仕掛けられていた。
米国のセキュリティ企業Palo Alto Networksがこの脅威について発表した内容によれば、このマルウェアはまず「OS X」システム上で実行されるという(このマルウェアの「Windows」版も発見されたが、あまり広まっていない)。
中国当局は、このマルウェアを作成および配布した疑いで3名の容疑者を逮捕し、問題のサイトを閉鎖したと発表している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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