Appleが、同社のモバイルOSの最新バージョン「iOS 8.1.1」を、「iPhone」と「iPad」向けにリリースした。iOS 8.1.1には、「iOS 8」にアップデートしてから著しく遅くなったとしてユーザーから不満が寄せられていた旧機種「iPhone 4S」と「iPad 2」でのパフォーマンスの改善が複数加えられている。
今回のアップデートは、2カ月前に再リリースされた「iOS 8.0.1」に続くものだ。iOS 8.0.1は当初、多数の「iPhone」および「iPad」で、ネットワーク接続や「Touch ID」が使用できなくなる問題を引き起こした。
問題のあった同アップデートの影響を受けた端末は4万台未満であるとAppleは述べていた。
一方、iOS 8.1.1に関してはこれまでのところ、問題は報告されていない。
「OS X Yosemite」についてもアップデートがリリースされ、バージョンは10.10.1となった。Wi-Fi信頼性と「Mail」アプリがアップデートされているほか、「Time Machine」、スリープ状態からの起動、そして通知に関連する複数のバグも修正されている。
「Apple TV」に対しても、メンテナンス修正を含むアップデートが提供された。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」