ようやく、11月1日にiPhoneを米国のVerizon Wireless版のiPhone 6 Plus 64Gバイト Space Grayに新調した。発売から約1カ月半後にやっと手に入れたiPhoneを、数回に分けてじっくりレビューしていきたい。年末にかけてiPhoneを検討する読者の皆さんの参考にしていただければ幸いだ。
また、フィードバックや新たな情報があったら、筆者のTwitter、@taromatsumuraにお寄せ頂ければ幸いだ。それでは早速、iPhoneを開封していこう。
開封の前に米国のiPhone入荷事情など。9月19日に米国・日本を含む先行国で発売されたiPhone 6とiPhone 6 Plus。10月中旬から下旬にかけて、中国などを含む国々でも追加発売がなされた。
筆者はiPhone 6 Plusの発売を日本で迎えたが、出張と休暇を兼ねた1カ月の長期滞在であったため、米国に帰って自分のiPhoneを手に入れようと動き始めたのは10月15日頃からだった。VerizonのショップやApple Storeのオンライン、リテールストアなどを回ってみたが、在庫などあるはずもなく、口を揃えて「1カ月待ち」と言われた。
おそらく最も早く、並ばずに手に入れる方法は、Apple Storeオンラインで購入し、これをリアルなApple Storeの店頭で受け取る「パーソナルピックアップ」というサービスを利用することだ。Apple Storeのオンラインやアプリでは、パーソナルピックアップを選択すると、店頭受け取り可能な店舗を表示してくれる。
基本的には「受け取り不可」と表示される状況だが、時々、一瞬「受け取り可能」の緑の文字が表れることがある。しかし購入手続きを進めていると、次の瞬間エラーが出て、店頭で誰かに買われて在庫がなくなってしまう、という状況だった。
こうしたことを繰り返しながら、2週間たった11月1日、急にサンフランシスコ周辺のApple Storeのほとんどどこででも受け取りが可能になった。スイッチを切り替えたように不思議だったが、前述の方法で店頭受け取りをし、無事に手に入れられた。
こうしたApple Storeアプリでの在庫チェックをしていると、在庫状況の改善の仕方からモデルごとの人気度合いを知ることができる。Verizon Wireless版では、iPhone 6 Plus > iPhone 6、シルバー > ゴールド > スペースグレー、64Gバイト> 16Gバイト> 128Gバイトという順番であった。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」