Googleは米国時間11月5日、「Android」と「iOS」向けの「Google Maps」を、「Android 5.0」(開発コード名:「Lollipop」)の登場にあわせて大きく刷新したことを発表した。最も顕著な違いは、豊富な画像と明瞭な色彩によって視覚的に大幅に改良されている点だ。モバイル版の同マップに対する今回のアップデートでは、「OpenTable」によるレストラン予約と「Uber」による推定待ち時間と料金表示という2つの新機能も導入されている。
Google MapsのUXデザイナーであるEvelyn Kim氏は米国時間11月5日付けのブログ投稿で、まもなくやってくる冬の季節には特にこのような機能が便利だろうと述べた。「気温の低い冬の日には、肌寒い徒歩や電車の乗り降りは、必ずしも最も魅力的な選択肢ではないかもしれない」とKim氏は記している。
PC向けには同日、「Google Drive」向けの新しい「Chrome」拡張もあわせて発表された。自分のコンピュータにインストールされたアプリケーションで直接、Google Driveのファイルを開き、編集できるようになった。
Google Driveの製品マネージャーを務めるRachel Barton氏は別のブログ投稿で、このようなアプリは、高度な画像および動画編集ソフトウェア、会計および税務プログラム、3Dアニメーションやデザインツールなど多岐にわたるとした。
新機能を利用するにはMacまたはPCに「Drive」アプリのバージョン1.18をインストールする必要がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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